低迷していた結婚式場のブランディングデザインによる復活劇

課題

代官山の一等地に佇む「大正ロマン」をブライダルコンセプトにした結婚式場をオープン。「大正ロマン」のイメージを形成するために広告代理店が外務省や日本銀行、鹿鳴館などの高額なレンタル写真を使用し広告プロモーションを行っていたが、ほとんど集客が無く運営の継続が困難であった。

改善策

「大正ロマン」というブライダルコンセプトに対し、” 歴史は創れない ”ことを認識することからスタート。
ただデザインを新しくするだけでなく、

1.再度ブライダルに特化したマーケット調査や競合調査を行い施設のポジショニングを設定
2.ターゲットに響くブライダルコンセプト開発と広告撮影
3.各ツール（ブライダルサイト・ブライダルパンフレット・接客ツールなど）の作成
4.広告プロモーションの見直し

と、勝つために必要な要件をしっかり設定してからデザインに落とし込んだ。

効果

ブライダルの競合施設が多い東京23区マーケットで、1チャペル1バンケット規模の結婚式場であったが、集客が100組/月、施工も200組/年を超える人気結婚式場になった。今ではドラマの撮影や打ち上げパーティ、芸能人の結婚式にも使われるようになり東京では知らない人がいないほどのブライダル施設に生まれ変わった。