携帯、一眼レフカメラの進化やドローンの登場で、低コストでスピーディに様々な動画撮影や編集が可能になりました。
また、動画の配信や閲覧もYouTubeなどを活用できたり、携帯の進化によりインフラも整ってきましたので、企業や商品を動画で紹介することも以前より圧倒的に増えてきました。

映像が伝える力は静止画像とは比較になりません。百聞は一見にしかずという諺の通り、実際に目で動画を見ることで、印象がはるかに強くなるのです。近年SNSと連動して動画を利用したマーケティングを展開する企業が増加しています。それだけどの企業も動画の持つポテンシャルを認めているからです。

だからといって、効果が出る動画やPV映像が簡単に作れる訳ではありません。

ここでは、効果のある動画・映像を制作する際の、おさえるべきポイントをとても分かり易くご紹介します。
とても当たり前のことなのですが、意外と感覚で作ってしまうこともありますので、
しっかりポイントをおさえて、構成を考えていきましょう。

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ポイント①:目的の設定

まず最初に、動画を作成する目的をしっかり設定しましょう。
動画に視聴者を引き込むためには、プロモーションの目的やコンセプトを明確にすることが大切です。ターゲットを定めずに漠然とした動画を作成した場合、視聴者は何を訴えたいのかを把握できず、動画に引き込むことができなくなります。ポイントはインパクトを与えたい年齢層、性別、社会的地位といったジャンルを意識して動画を制作することです。

例えば自社の商品をアピールする際、どのようなジャンルを好む人たちのニーズを満たせるかを分析します。誰が見ても共感できるものを作るのは難しいですが、特定の人たちをターゲットにして、共感を得ることは決して難しくないはずです。動画と自社のサイトを連携させたい場合、動画の中で自社の魅力をできるだけアピールできるようにします。

企業や商品などの
A:イメージUP
B:集客UP
C:売上UP
D:紹介
など目的をしっかり設定し、目的を叶えるストーリーを描いていきましょう。

ストーリーのない動画や動画で紹介すれば「新しい」「お洒落」と思っていては、ただの自己満足で終わってしまいます。

 

ポイント②:ターゲットやリーチポイントの設定

目的が決まれば、次はターゲットの設定やどこでターゲットに動画や映像を観せるかのリーチポイントを設定しましょう。
何かを制作する際は、最低でも5W1Hに沿って考える癖をつけましょう。

誰にどこで観せるのか?だけでも、尺の長さや見せ方やデータの重たさ(解像度)、そしてストーリー(内容)も異なってきます。
逆に、これを決めなければ、動画もそれ以外のどんなツールも作ることは出来ません。

5W1Hとは?

「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」といった英単語の頭文字を取ったもので、伝えたい内容をこの要素に沿って構成すると、情報を整理できるのです。

 

ポイント③:導線設計

目的達成までの導線を設計し、「動画や映像が全体の中でどのような役割を担うのか?」「その前後の役割を果たすツールは何なのか?」などをしっかり設定することが重要です。

A:動画や映像を観てもらうための誘導は?
B:動画や映像を観てもらった後のアクション誘導は?

この設定がしっかりできていないとターゲットは離脱してしまい目的を達成することが出来なくなります。
各ツールが見られる状況に応じた情報や情報量を調整し、次のアクションに誘導する。そのバトンの最終地点が目的達成です。

ついつい、制作する際はそのツールだけを見てしまいがちです。
それは制作側の目線であり、お客様目線ではありません。

 

ポイント④:ストーリー(構成)を決める

目的やコンセプト・導線や役割を決めた後は、ストーリー(構成)を考えます。
制作するにあたって一番のポイントは、「魅力や強みをどうやって見い出し、創造できるか?」です。
自分が思う長所と短所と他人が思う自分の長所と短所が違うことはよくある話です。
企業や商品に対して、近くにいる社員や開発者はターゲットとそれに対する思い入れや目線が違いますので、思っている以上にお客様目線で考えることが難しいです。

私たちが制作させて頂く時に重視するのは、「お客様目線(第三者目線)」と「プロ目線」です。
この見る目が無いと、良いストーリー=良い動画は作れません。
是非、個性が伝わる生きた動画を作りあげてください。

ただ、動画で伝えた方が良い情報と静止画で伝えた方が良い情報、動画で紹介しない方が良い情報などをしっかり選別しましょう。
動画は良い意味でも悪い意味でもリアルです。そのままを映しますし加工修正も画像のように簡単ではありません。

 

ポイント⑤:最初の10秒でインパクトを与える

売れる広告というのは最初の10秒以内で与えるインパクトが違います。目で見たものから直感的に自分に必要なものかを人は瞬時に判断します。この特性を利用して、最初の短い一コマでインパクトを与えることを意識しましょう。

30秒のコマーシャルであれば、最初の数秒間に人の心を掴むための情報を発信します。CGを駆使した映像を活用してインパクトを与えることができるかもしれません。特にスマートフォン利用者をターゲットにプロモーション動画を配信する場合、音がなくてもインパクトを与えられるものを作成します。ヘッドホンをせずにネットサーフィンをしている人は、音声をオフにしている場合が少なくありません。無声でも映像が与える影響を考えます。SNSを活用してマーケティングを行う場合には特にそう言えます。You Tubeの場合、広告をスキップするまでにわずか5秒しか時間がありません。この間に必要なインパクトを与えることが大切です。

 

ポイント⑥:全体の長さを1分以内にする

広告やPV動画は、長くても1分以内にまとめるのがポイントです。伝えたいことが多ければ多いほど、動画は長くなってしまいがちです。しかし、見る側の視点に立ってみると、動画が長ければ長いほど、飽きてしまって途中で見るのをやめてしまいます。スマホなどで動画を見る人は、わずかな隙間時間を利用して動画を見るケースも少なくありません。長い動画をじっくり見ている人は少なく、ましてや企業のPR動画ではなおさら短くしなければ、見てもらうことができません。

ターゲットが望んで観る場合や接客時に観てもらう紹介動画の場合は例外です。
・待ち時間などにターゲットが単体で観る場合は、どれくらいの長さが良いか?
・接客で使用する場合は、接客の流れや時間などからどれぐらいの長さが良いか?
などから決めると良いでしょう。

 

まとめ

以上のポイントを踏まえて構成を組み立てていけば、求めていた目的を叶える動画を制作することができると思いますので是非、参考にしてください。

私たちは、ゴルフ場やブライダル、車メーカーなど様々な業種のプロモーション映像の制作や、採用時の会社説明会用の企業紹介映像など幅広く制作させて頂いております。また、動画以外に必要な制作(パンフレットなどのグラフィックデザイン制作やコーポレートサイトや採用サイトなどのウェブサイト制作、企業や商品のブランディングなど)がすべて対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

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