製品だけでなく企業の価値も向上するブランディング戦略

課題

自動車用保護フィルムの販売拡大には２つの大きな課題があった。

１．受託製造が中心で自社独自の最終製品の販売の経験が少なかった。
２．海外展開を試みているが、言葉の壁を越えて自社製品の良さや強み独自性をしっかりと伝えられていない。

まずは、製品自体のプロモーションを「誰が製品を消化しても」「誰にでもわかるように」することが求められた。

改善策

製品の特長や強みがイメージできるように製品自体を【ブランド化】する必要あると考え
様々なヒアリングをもとにブランディング戦略を実行した。
本件で行ったブランディング戦略では、

・コンセプト開発
・ネーミング
・ロゴデザイン
・キービジュアル
・商品PR動画

などのことを行った。

堅牢さ、力強さ、そして日本の技術が活かされた製品ことをイメージできる製品（ブランド）名として
【兜】と名付けられた。

そして、このブランディング戦略を基に、営業ツールへの展開を行った。

効果

はじめて製品を知る人にも、特徴や良さが伝わりやすくなり、たとえ海外の方でもスムーズに商談することが可能になった。

社内では、明確なビジュアルとコンセプトにより製品プロモーションへの考え方も統一化でき、営業力自体の底上げにつながった。
また、フィルム貼付の施工業者へのアピールだけでなく、就活生など一般向けのアピールツールとしても使用したいという声が上がった。

特にPR動画については、実際に採用の会社紹介の際にも使用するなど、商品PRだけでなく企業の価値向上ツールとしても使用されている。