2023年度卒業者に向けた採用の告知は2023年3月1日に解禁になりました。
すでに、本格的に採用活動を始めている企業がほとんどかと思います。
ただ、選考開始まではまだ時間があります。このタイミングで今一度採用スケジュールについて確認してみたいと思います。

2023年度卒採用スケジュール

経団連主導だった採用スケジュールも2021年度から政府の「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」の主導に変わりましたが、コロナの影響もあり引き続き昨年度のスケジュールを踏襲しています。

・広報開始:2022年3月1日
・選考試験開始:2022年6月1日
・内定出し開始:2022年10月1日

コロナの影響もかなり薄れてきましたがまだまだ大規模な合同企業説明会などのイベント系は本格稼働しているとは言えずオンラインも並行して採用活動が進められています。

事実上通年採用となっている

現在の採用スケジュールは、あくまでも罰則の無い規定であり、実際は選考試験開始日に内々定が…ということも珍しくありません。
特に、3年次の夏から秋にかけて行われるインターンシップが事実上の選考と言える状況が続いており、優秀な学生はその時点で就職先が決まることも珍しくありません。
これらの状況は、マイナビやリクナビの効果が悪くなってきている原因の一つとも言えます。
この様な状況を踏まえ、採用計画を立てておかなければ満足のいく採用とはいかなくなってきています。

採用スケジュールを基本としつつ自由な対応を

通年採用に近くなっているとはいえ、多くの企業が基本の採用スケジュールに則って採用活動を進めています。
また、学生側も採用スケジュールに則って求職活動を進めています。

そのこと踏まえると企業側も採用スケジュールに沿って新卒採用の準備を進める必要があります。
計画的に進めるにはそれぞれに期限を設定しておく必要があります。
あくまでも目安ですが、その時期に何をやるべきかをまとめています。
実際に、このような流れで準備できたか確認してみてはいかがでしょうか?

前年6月~8月まで

前年8月まで、2023年年度卒ですと、2021年の8月までに採用計画の立案をしておく必要がありました。皆様はどうだったでしょうか?
具体的には、

「自社が求めるのはどのような人材か」
「どのようなスキルや知識を持っている人を採用するか」

といった、人物像と企業としての今後の目標といった要素を踏まえ採用戦略に沿った採用計画を立案します。
その上で、採用スケジュール、告知媒体や自社採用サイトの計画などの詳細を決定します。

前年9~11月頃

前年11月頃までに、広報活動の準備を行います。解禁日までは3カ月あります。
その間に、広告媒体決定や内容の作成、会社説明会の内容やパンフレット、採用サイトの制作などを行います。

直前期(12月~2月)

3月の解禁日に向けて、確認を進める時期です。年末年始が絡み思ったよりも時間が少なく感じる時期でもあります。
スケジュールをしっかりと見直し、選考側としてもですが学生側の視点に立って参加しやすいか、参加後の連絡の取り方は?などをしっかりと確認しましょう。
また、次々年度卒の学生に向けたインターンシップの準備を始めるのもこのタイミングが最適です。
告知を含めて、しっかりと練っておきましょう。

3月以降

本年3月以降は、選考解禁に向けて企業説明会の振り返りや参加してくれた学生のフォローを適宜行います。採用計画に合わせて、内定出しの調整や、アフターフォローをしっかりと行いましょう。
次々年度卒へのインターンシップの準備や告知も本格的に始めなくてはなりません。そのことも踏まえてしっかりと準備をしておきましょう。

何事も準備が大切です

この記事をアップした4月の中旬の時期は、まさに採用活動真っ只中だと思います。
上記については、「何を今さら」と思われるかもしれません。
しかし、本来であればこの4月は2023年度卒の採用活動だけでなく2024年度卒に向けた採用活動も始動していなくてはならない時期です。
もし、今採用活動で上手くいっていないと思っているのでしたら、今このタイミングで採用計画を見直さなければ、次の採用活動においても同じことの繰り返しとなってしまいます。

そのような事を起こさないためにもぜひ、改めて採用計画を見直してみて下さい。